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[書評]ティナ・シーリグ氏「20歳のときに知っておきたかったこと」

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ
阪急コミュニケーションズ
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[購入のきっかけ]
「100本ノック」をAmazonで注文したら、レコメンドされたので、ついで買いした一冊。

[概要]
スタンフォード大学で起業家精神とイノベーションの講座を担当している著者が、「社会に出たときに知っていれば良かった」と感じたことを息子に伝えるためにまとめたもの。

[目次]
第1章 スタンフォードの学生売ります - 自分の殻を破ろう
第2章 常識破りのサーカス - みんなの悩みをチャンスに変えろ
第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か - ルールは破られるためにある
第4章 財布を取り出してください - 機が熟すことなどない
第5章 シリコンバレーの強さの秘密 - 早く、何度も失敗せよ
第6章 絶対いやだ!工学なんて女がするもんだ - 無用なキャリア・アドバイス
第7章 レモネードがヘリコプターに化ける - 幸運は自分で呼び込むもの
第8章 矢の周りに的を描く - 自己流から脱け出そう
第9章 これ、試験に出ますか? - 及第点ではなく最高を目指せ
第10章 実験的な作品 - 新しい目で世界を見つめてみよう

[感じたこと]
結論から言うと、本当に20歳のときに読んでおきたかった。たぶんその後の人生が大きく変わっただろう。発想の仕方や考え方が、根本的に変わっただろう。だから、高校生・大学生くらいの方々には、是が非でも読んで欲しい。

実際、社会に出ると、何が正解というわけでは無い場合が殆どである。学校の試験なら、出題範囲の知識を詰め込んだでおけば「いい点数」は取れる。正しい答えを一つだけ選べばいいからだ。しかし、ビジネスの現場では、問題は突然、ありとあらゆる方角から発生する。そしてその解は、何通りもあり、どれもある程度正しい。この本は、そういった問題に対しどのように立ち向かうべきか、心構えや行動指針を示したものである。

以下に、各章で私が共感した言葉を抜粋する。

「成功するかどうかは、こうした失敗の経験から、その都度、教訓を引き出せるか、そして、新たに身につけた知識を武器にして前に進めるかどうかにかかってくる」

「既存のサーカス団にかかわる常識のことごとく逆を行って、シルク・ドゥ・ソレイユを立ち上げ、そうすることで衰退産業という問題をチャンスに変えた」

「いつも通る道が塞がっていたとしても、ルールを迂回して脇道を通れば目的地にたどり着くことだってある」

「宝くじは買わなければ当たらない」

「壁を押し続け、途中の失敗をものともしなければ、成功に突き当たる確率が高まる」

「どれほど綿密な計画を立てて、日程や泊まる場所を決めても、予定になかったことがいちばん面白いもの」

「幸運なんてものはない。すべては努力次第だ」

「判断に迷ったときは、将来そのときのことをどう話したいのかを考えればいい。将来、胸を張って話せるように、いま物語を紡ぐのだ」

「自分の人生に責任を持つのは最終的に自分自身なのだ」

似たような内容の本は、何度も読んだことがあるような気がする。ただ、会社を辞めて独立起業をしようというこのタイミングでこの本に巡り合えたのは、たぶん何かの縁なんだろうと思う。だから、冒頭で20歳の時に読んでおきたかったと書いたが、別に今からでも遅くはないと思っている。今この時が、私の20歳だ。人はいつからでも変われるのだ。

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